屋台の竜二さん 第4話

屋台の竜二さん 第4話

竜二「いらっしゃい。」
マイサル「ヘイ！リュウジ！」
コギャルカッパ「遊びに来たわよ〜」
この子たちは
マイサル君にコギャルカッパちゃんだ。
何というか、この場所はなんでもありだなぁ
と思う。

コギャルカッパ「そういえば竜二さんは、
家族はいるの？」
竜二「あぁ、母と妹がいるよ。」
マイサル「そうなのかい。」
竜二「父親は2年前に他界してね、
今は実家をでて一人暮らしさ。」
コギャルカッパ「そうなの…。」
竜二「ははは、気にしなくていいよ。」
マイサル「パパさんはどんな人だったんだい？」
竜二「そうだね〜、とにかく寡黙な人だよ。
自分からなにか喋るような人では
なかったかな。」
コギャルカッパ「お父さんは好きだった？」
竜二「う〜ん、よくわからないかな。
ただ他界した後母から父の話を聞いて、
大分印象が変わったよ。
随分家族のことを思ってくれていたんだなぁ
ってね。」
マイサル「グッドパパさんだったんだね！」
竜二「どうかな〜？」
コギャルカッパ「あら、いい人なのは
間違いなかったんじゃない？」
竜二「どうしてだい？」
コギャルカッパ「だって竜二さんの
お父さんだもの(^-^)」
…そう言ってもらえると
随分救われる気がするな。