2016年10月19日
屋台の竜二さん 第3話

屋台の竜二さん 第3話
お客さんもいなくなり
私は仕事終わりの一服をしていた。
竜二「さて、今日は店じまいするか〜。」
私はわざとらしく大きな声で言った。
?「……。」
すると私の背後から気配が消えた。
竜二「…ふ〜(−_−;)」
私が店じまいを告げたのは、
開店からずっと隠れて様子を伺っている
ピンクの忍者さんにだ。
この屋台に初めて来た時、
その近くで何かを探している
ピンクの忍者がいた。
もうすでにゴリラの女将さんに会っていた私は、
ここが普通の場所ではないと
分かっていたので、
不思議と忍者姿に不自然さを感じなかった。
その近くに落ちている手裏剣を見つけた私は、
そんなベタな、と思いつつ
手裏剣を拾い上げ忍者に話かけてみたのだ。
竜二「お探し物はこれかい?」
?「…⁉︎」
すると忍者は私から手裏剣を奪い取り、
さらに煙幕を投げ逃げ出したのだ。
その日からその忍者は何故か常に屋台を
監視するようになった。
話しかけると煙幕で逃げるし、
性別が若い女性であるお客さんと
話をしていると、
私に手裏剣を投げつけてくる始末だ。
竜二「いったいなんなんだ…。」
まぁお客さんに危害は加えないので
好きにさせているが、
なにが目的なのやら…。
何にせよ今日も1日おしまいだ。
明日はなにが起こることやら(−_−;)。
Posted by ハヤミ at 07:30│Comments(0)
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