2016年05月29日

第5章 心の花が咲くには…

第5章 心の花が咲くには…

二人は森を抜け、長老の家に着きました

「お邪魔しまーす」

第5章 心の花が咲くには…

「おや、チビロボにその子は…」

「コノこのこトをしっテルんデスか!?」

「あぁ先ほどその子の両親がきてな、川辺のほうを探しに行くと言ってさっき出て行ったばかりじゃよ」

「やった!こんどこそ会える!」

「良かったのう。ところでチビロボや、何か聞きたいことがあるんじゃないかい?」

第5章 心の花が咲くには…

「エっ!?なんデワカるんデすカ!?」

「ほっほっほ、長く生きとるといろいろわかるもんじゃよ」

「ジツは、アタマのおハなのこトなんデスけど…」

「そうかそうか、その花は心の花と言って一生懸命生きる者たちのやさしい気持ちにふれると成長する花なんじゃよ。おまえさんは箱入り息子だから、両親以外の他の者たちのやさしさにふれる機会が少なかったのが、花が咲かなかった理由じゃろうて」

「ジャあ…」

「いろんな者たちのやさしさに触れれば花も咲くじゃろう、あせるでないぞ」

「おにいちゃん!はやくはやく!」

「ほれ、あの子に置いてかれてしまうぞ」

「アっ、まっテ!チョうろウさマ、ありガトう!」

「ほっほっほ、滑って川に落ちないようにな」

チビロボは長老にお礼を言うと仔犬ちゃんを追いかけて行きました


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